くすりのあぜくら
★漢方とは、鍼灸や食養生も含めた医学を意味しており
漢方薬とは、漢方医学の理論に基づいて処方された医薬品のことです
漢方の基本は、”人間の体も自然の一部″と言う考えです
病気でなく”病人をみる“と言う考えで、体の一部分だけにスポットを
あてるのではなく、体全体の状態のバランスを総合的に見直すといった
特徴があります
又、体質や生活習慣などから見直し整えていきます
『未病』とは発病には至らないものの軽い症状がある状態をいいます
健康への道しるべ=食べ物と生活の知恵
食べものと私たちのからだ
★食事と運動と休養(睡眠)・・・私たちの健康を支える3つの柱です
なかでも、1日3度お付き合いする食事は大切で、病人や半健康人、肥満体質の多くは、食生活のゆがみが原因だと言われています。
私たちは、生まれたときから自然治癒力が備わっていてその働きが強ければ病気にかかったり半健康にならず、万が一かかっても自然治癒力が病気の勢いを上廻った状態から快方に向かいます。
私たちは日常生活において、この自然治癒力を高める事によって健康的な生活を送ることが出来るのです。昔ながら「医食同源」と言う諺があるように、私たちの身を養い自然治癒力を高める食物は自然界にたくさんあります。中国の有名な古典にも、体の働きを高め健康を生みだす食べ物を五色の別に分けたり、五味の別に分けています。
1例を上げてみますと「青い食べ物は、肝臓や胆のうに栄養を与え、又酸味は肝臓や胆のうの働きを高める」とあります。このような自然の食物をできるだけバランスよく食べることが健康の一番の近道です。